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鹿男あをによし - Season 1 Episode 6 第6話 すべての鍵を握る女 第二幕のスタート!
小川孝信(玉木宏)は、「大和杯」で入手した“サンカク”を鹿に届けるが、それは“目”ではないと言われてしまう。どうやら、鼠にだまされたらしい。鹿が言うに、神無月になる少し前に、鼠が鹿と狐のところへきて、最近、人間の間で“目”の呼び方が“サンカク”に変わったと報告した。それで、鹿は小川に「“目”=“サンカク”と呼ばれるもの」と説明したが、それが、鼠が仕組んだトリックだったというのだ。 小川は、藤原道子(綾瀬はるか)にその話をし、“目”がなくては鯰(ナマズ)を鎮められないと投げやりに言う。藤原は、味方である狐に協力してもらえばいいと提案。すると、どういうわけか小川は動揺する。藤原が追求すると、小川は鹿からも狐の“使い番”に会うように言われていたことを明かす。狐の“使い番”は、“目”を鼠の“運び番”に手渡しているから、それが誰かを知っているというのだ。 それでは、狐の“使い番”は誰なのか?鹿曰く、“使い番”の手がかりは3つ。第1に女性で、第2に京都の“狐のは”で小川に“目”を渡そうとし、第3に“狐のは”で小川に会う以前に、小川の前に姿を現していた人物だと言うのだ。 それを聞いた藤原は、京都女学館の長岡美栄(柴本幸)しかいないと断言。長岡に会って、真相を確かめようと意気込むが、小川は賛同しない。 そんな小川の態度にしびれを切らした藤原は、翌日、奈良公園へ出かけ・・・。