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鹿男あをによし - Season 1 Episode 3 第3話 今明かされる真実
鹿に“印”を付けられた小川孝信(玉木宏)は、鏡で見る自分の顔が鹿になっていることに驚愕(きょうがく)する。ところが、藤原道子(綾瀬はるか)や福原重久(佐々木蔵之介)は全く驚かない。どうやら、自分だけが鹿に見えるようなのだ。 小川は鹿に、顔を元に戻してほしいと頼むが、鹿はすべてが終われば願いを1つかなえてやるから、鼠から“サンカク”と呼ばれる“目”を取り戻せと言う。すると、小川は、“目”がどんなもので、なぜそれを鼠が奪うのか、また、鹿は何者なのか教えてほしいと訴える。すると鹿は、人間に話すのは180年ぶりだと言いながら語りはじめる――。 教室でも小川は、窓に映る自分の鹿顔に衝撃を受け、堀田イト(多部未華子)が欠席していることも大して気に留めない。一方の堀田はその頃、学校の門の前にいて・・・。 鹿の話を聞いた小川は、“サンカク”をもっているはずの教頭・小治田史明(児玉清)を訪ねるが、修理に出されていて小治田の手元にはなかった。 小川は、京都女学館の長岡美栄(柴本幸)に会い、“サンカク”の修理場所を尋ねる。長岡は、大阪女学館の南場勇三(宅間孝行)が、大阪で修理に出すと話していたと教える。 下宿に戻った小川が、藤原らとの団らんの場にいたとき、テレビニュースが、富士山に数センチの膨張が確認されたと報じる。多発している群発地震や噴火との関連が懸念されるという話に、小川は真剣な表情で聞き入り・・・。