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11 エピソード
顔 - Season 1 Episode 6 完全犯罪を狙う犯人の素直な自白・・・
県警の射撃大会で加奈子(京野ことみ)は準優勝を獲得し、瑞穂(仲間由紀恵)や樋口(余貴美子)、七尾(田中律子)らに祝福された。だが、加奈子は射撃の腕前も生かせない今の警務課の仕事が不満で警察を辞めることすら考えていた。そんな折、管内で殺人事件が発生した。暴力団組員・山根(平井賢治)が殺害され、凶器のナイフがダム建設予定地で発見されたのだ。山根はダム建設にからむ建設会社と繋がりがあり、建設反対派の高校教師・望月(宮本大誠)が重要参考人として浮かんだ。ところが、その一つ一つの事実が内村(海東健)のいる東都日報のスクープで明らかになっていた。耕輔(オダギリジョー)が所属する捜査一課では東都の連続スクープに業を煮やし、鶴田(益岡徹)、亀田(矢島健一)両班から、情報リーク者を探したが、全く分からなかった。広報課では、今村課長(近藤芳正)が瑞穂に内村のマークを命じた。そんな朝、加奈子は、一課への移動を命じられた。喜びを胸に一課に向かう加奈子だった。だが、仕事はコピーにお茶くみだった。悄然とする加奈子。望月は、犯行を自供した。望月は、「再三、山根から嫌がらせを受け、口論になり、護身用の登山ナイフを出したら偶然、山根に刺さった」と言うのである。記者室では、新顔のローカル紙の記者・マキ(松本莉緒)が内村と親し気に話していた。ブランドに身を固め、華やかな容貌で、記者には見えない。男子トイレの声が筒抜けの女子トイレで瑞穂や加奈子がおしゃべりしているとマキが入ってきた。マキが珍しい香りの香水をつけている。「個人調合の自分だけの香り」だと言う。ふと思い立ち、瑞穂はマキに内村との仲を取り持つように頼んだ。その夜、こぎれいなカフェに瑞穂、内村、マキが座った。瑞穂の目的は、ずばり、内村の行動をマークするため。マキは気を利かしてか中座した。瑞穂と内村は、バーに場所を移し、午前2時過ぎまで一緒に過ごすのだった。望月の車のタイヤから凶器発見現場と同じ土が見つかった。ところが、翌朝の東都の朝刊に、またその事実がスクープされているではないか。内村は締切時間まで瑞穂と一緒だったので送稿出来ない。一体誰が記事を書いているのか・・・。