元検察官の城崎竜二は法律の知識と捜査術、そして自らが送検した経歴を持つ犯罪者たち“ギャングスター”を引き連れて、表で処理できない事件やトラブルを解決していた。ある日、アパートの大家からホームレスが居座り困っていると相談を受ける。実態を把握する為、竜二はギャングスターたちと手分けをして調査を開始。するとホームレスを支援するNPO法人ライフサポートなにわが権藤組によって運営されていることが判明。更に調べていくと、政府が実施している緊急雇用対策の仕組みを逆手に取り、ホームレスが借り入れた生活再建資金の一部を搾取。派遣切り等にあった社会的弱者を権藤組が大量に集めては裏で荒稼ぎしている、貧困ビジネスの実態を突き止める。そして調査を進めていくと、竜二を検察官の職から追いやった5年前の巨大贈収賄事件の首謀者との関連が判明していく･･･。